→ タガメ

わたしは電波にのりそこねた塵めいて、曲がったことがない道へいかんとする感情。
社会肝心な忘れ物。
きつく縛って滲む。
まだ無理しないでね
のんびりいきましょうね

→ ID

気づくのは不埒な珍話
乗って浮かれて沈むゴミへ
独りよがりな人が全てあいのこを生む
近いうちにおかえり
間違いを浚う波に乗ってウェーブの白い泡で溺れろ。
眠る肩と背に重い連ねる。
高飛車の足の子
生まれたての乱暴で
近くまでお守りして
だっこおんぶのおしめのあやす夜に
吐き出すゴミの上で
独りよがりと叫ぶ

何になりたいと聞かれ
末裔にさよなら
これから私は
海に滲む沈む石の
傷の一部。縦を遮る。横の遮り。
会えず仕舞いの日々。
私、あなたのこと
連ねすぎていつも
中途半端に籠る。
土の香りと道の匂いが
今よりも匂う今に。
素敵なことを考えて思って受け入れて
抱き合えて。

→ 人身事故 兄弟 リンク 繋がってる？

テッシュが濡れて
唾液の感触
滞る川辺
押し留めて幸せ

彼女に乗って
庭先で日向ぼっこ
日に当たる猫の模様
筆で混ぜ合わせて
グラデーション

見たら紙芝居に
繋がる過去のせいに
楽しそうに笑う
それだけでループ
きつく縛る腕輪
形づくるムジナに
仰け反る父の
ふくらはぎを触り
厚みを確かめ時間が続く
石でできた化石
リスのような顔で
待ちわびてる日々に
落ちる日照りの
森の枯れた葉っぱ

突くスズメに
乗って私
降りて私
乗って私
降りて私

→ 人の中味

案外、自分の納得できることはないもんだと思う今日この頃。
自分自身が納得できる土台を持っていないのもしかり、他人もまたしかり。
偉そうに言ってることが自分は全然できてないとかよくあること。
そんなのばっかりな気がする。
なんか、これから長い間、どうしたいか。を考えることになりそうだ。
ちゃんと考えていこう。

→ 彩の目

踝が汚い僕の足は下から上に沿って色が減っている。
季節によって変化はあるけれど基本的に黒～肌色になっている。
毛深いわけでもないから色が明瞭で、毛の量が中途半端だから恥じるときもある。

歩く走る座る寝る笑う怒る楽しい

一人でできることが最大限発揮できないのは、足の色のせいだ。
踝がもっときれいで体のシルエットが美しかったらよかったんだと思う。
何かすることをする。そしたら何かするってことに食われる。
おいしくないのに食われた僕はそこでも何かしようとするから奥にいくしかない。
出てこれない口をあなたは、窮屈、という。
僕は窮屈を嫌いじゃない。
ただ色が嫌い。
自分の体の全部を塗り替えれたらいいのかもしれない。
外見が変わるとなにかあるのかと言われて戸惑った。
でも窮屈は嫌いじゃないんだよ。
嫌いなのは色が二色のグラデーションだから。
五色くらいほしい。
っていうかちょうだい。

いつも求めてる。
窮屈だ、あなた。