→ 怪獣

道を歩くと怪獣が道路を横断していて手を振って挨拶したら
大きな声で元気ですか？って言われた。
駅までの行く道を何往復もする彼を時折見かけるけど
いつも前をまっすぐ見ていてとてもきれいな姿勢をしている。
川辺にまだ雪が残っており、その雪を手にとって
もう氷だって言ってた。
いい風が吹き抜けて前の方でずっと先の予感が見える。
走っていくと誰かに会えると思い一生懸命走った。
そしたらまた太陽が疲れて夜を持ったおしまいが来た。
お辞儀をやっぱりそこでもしなきゃ
夜がおしまいになっちゃう気がして深く頭を下げた。
おしまいはスキップして暗闇の色と恋仲になるんだって嬉しそうに言った。

→ (no subject)

言葉の泥沼に入りそうになる。
言葉ってとっても力強いから支配されたりする。
支配されるときはとても考えているように感じる。
けどそれだけだ。
言葉はすごいよ。
でもそれだけ。
それ以上じゃない。
言葉じゃないのもそれだけ。
なにも意味がないっていいたいんじゃなくて、多分、僕には関係ないとこにあるんだと思う。
放り投げとかじゃなくて、そう思えることをとても大事にしたい。

時間に切迫される。
戦ってしまうとしんどい。
でも向き合うと空っぽになっていく。
今はどうすればいいかわかんないから身体がいつも震える。
僕と違って君はいつも正直だね。

→ (no subject)

久しぶりに書く。
寒い。
自分の状態はかなり悪い。
誰かに会いたい。
でもなかなかあわない。
うん
とてもネガティブだ。
よくない。
なにも残らないような殺伐とした感じだ。
とにかくなんもないな。
わー

→ (no subject)

内向的な自分を自分なりに肯定したい。
それ以上なにもいらない。
人の意見に振り回される。
その意見をいった本人を傷つけたくなるプライドと正しさのバランスを持って何もいえなくなる。
そこにあるだけで存在といえるはずだからもうそれ以上の上塗りなんていらない。
結局大きくても小さな蛙。

→ 『自分の中に毒を持て あなたは"常識人間"を捨て られるか』著:岡本太郎

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