→ 手まり唄

愛していることに自信を持って愛していると言えるよう、精一杯努力をして見栄えを清潔に付け加えるならわたしらしさも兼ね備えて受け売りも飲み込む柔軟さを足し算して表す仕草をちくはぐにならずに動ける力を持って優しさを兼ね備えたロボット第一号を目指しながらおいしい食卓をアレンジする主婦の情愛を持ち合わせるように未来予想図を思い描きながらベランダで吸う彼のたばこに嫉妬する執念深い個性的なわたしを愛してるらしい彼の乳房に愛撫を繰り返す塊。
街に出ては引っ込んでる電信柱より長い彼は抱きかかえた人形にわたしの名前を振りかけわたしはそこから生まれて死んだ。

→ 超宇宙、次元育成装置①

浣腸しても出てこないわ
いけすかないあんたをあえて好きだと思ってみる
深く掘り下げすぎてばかになっちゃうわたしを許してハニー。
指ですくってぷーさんみたいな顔でぶりっこして
嬉しくてはちみつみたいに甘く溶ける。
ばかだよな。へんだから。
町に待った前夜祭で踊る仕草が日常に滑ってそのまま
オーバー海峡を超えたのよ？

素敵なことで
感じる身体に意味臭い言葉いっぱい振りかけて
さあ出来たわってあんたの口に合うかしらって
いけないことだと知りながら食卓に出したわたしは、
わたしを食べて、とお箸を渡す。

→ アレクサンダー

アレクサンダーにいってきて自分の考えているからだを再度見直す。
まだへんちくりんな状態でどうしようもない。
アレクサンダーにいったら考えるのではなく、とにかく自分の身体を晒していく。
そのためにあそこに行っている。
晒していかなければ何もはじまらないと思う

→ 『クリエイティヴ・ライティング〈自己発見〉の文章術』著：ナタリー・ゴールドバーグ 訳：小谷啓子

記録

物を書く基本的なことが書いてあると思う。
これはすごい力になる。
当たり前のことを書いているのかもしれない。
でもその当たり前をどこまで自分に落とし込んでいるのかっと問うと疑問だ。
書くことが怖くなったり不安になったときに何回でも読みたい。

→ シリーズ・哲学のエッセンス『ベルクソン 人は過去の奴隷なのだろうか』著：金森修

読みやすい。
全部わかったわけでは、けしてないけど、読みやすい。
ベルクソンに興味津津