→ 筒しい

明るいとか暗いとかの前に見えない

→ しいらぎし

しいらぎのいと
のとを取り出して洗濯すると
水は赤くなったので
それにしを入れて透明にした
ながしみずに流れていったそういう
いと
とを
しの
なかにいれて
かき混ぜて
また赤くなることを望む

白くなっても同じことで
なにもなくても似てることよ

→ 新宿

赤い歩道を歩くと吉野家があるので並を食べる。
金銭に余裕がないから並すらも辛いので紅しょうがや七味を無駄に入れる。
ただは魅力的でそれはあだとなって後の祭りになる。
外へ出たらドラえもんがいたので竹子豚をもらった。
それを頭にのせたら偏頭痛がしたけれど空が飛べるというのでこのままにしておこうと思う。
ずっといくと生まれてしまった治がいるのでそれを励まし一緒につけ麺を食べて新宿のらんぶるでお茶をする。
映画館がピンク映画館の近くにあるのでピンクを見ると中が臭い。
それってリアルでしょうという人がいて
それを逆手に取る天才がいるけれど僕はその中間で平凡で治はそれを逆に取りすぎた天才。
そうこうしているうちに家に着いたので家でまた買ってきた牛丼（松屋）を牛丼は何で何屋なんだろうと思いながら食べる。
そしてただただ不味い。

→ 扁桃腺がはれるくらい

これが最高傑作だと思っている。
なおそれは最高ではないことを知っている。
傑作なんてそう何回もできてたらたまったもんじゃない。
机とかで寝ているからってそれを根拠にするのはお門違い。

私は家の床に座っているから貴方が立ってる貴方が珈琲を入れるのは権利みたいなものだと思うわ
別にわがままで言ってるんじゃなくてそれが権利というものよ
自分の位置を知るべき。
デモでもテロでもやってみて
やってもいいけど静かにね
終わったあとはもういない。
私は珈琲を入れるから座ってる貴方は笑ってね
何を考えてるかしらないからとりあえずそういう目で見ないで
貴方の見てるテレビにデモだのテロだのあっても私興味ないわ
あるのはただの貴方だけ
だから珈琲を入れてよ
おとなしく珈琲を入れて
飲みたいのよブラックで
いいでしょ
ねえいいしょう

→ わらさら

ひるがひらひらひらひらしてわたしはそれでひりひりした

ぶるぶるしたいぬがないてぶるぶるしたしっぽがおどりだす

ひしひしみてたからするするぬけるまいにちで