→ わいわいん

上空の寒気を浴びて今日の汚れを落とす静かはしゃべらないし動かない。
ガチャガチャ発語の製氷機だって軽くかわす退屈を。
錯覚が炸裂する毎日に歩んでいたら吸いこまれて
ダストシュートを終わりと呼ぶな。

二重に重なるテーブルに腕を腰かけ睡眠の人たちも
能面まじりで過ごすかな。
つっかえた貧乏が踊る。
ワルツを意味がわからず踊る。
音楽は必要か。
聞いてみたのに聞いてないよ。
もうばかか。

→ (no subject)

時間に終われるか弱いあの子にここここゆって子どもを四人懐妊させたい。
狂暴にも優しさがあればいいとヨドバシカメラで見つけたアイフォンに触れれば触れるほど自分が滑稽になっていく気がして枕の袂に散布する繋いだデータ手と手にわけはいりたいけどはなすと切れてしまうから入る隙を持たない
離したらすぐつかまえるならいいよ
むしろ離すことがなければいい
そういいそれを了解すると失敗がないようにと身体をわたしにすり合わせぐるんと上下左右を囲んだ。
隙がないように彼らは私に失敗がないように大丈夫だから支えてあげるからとわかってても嬉しい言葉をくれた。
でもわたしは繋がりたいから一人にならなきゃいけないとはなれていくアイフォンの電源をつけなおしたのです

→ 無題

わたしのことを好きですか？あなたが差し伸べてくれた手の数を覚えています数をいうと１０２回受け取る手をいれると４６回で半分くらいを無駄にしましたね指先がわたしよりも細いのでわたしはあなたの手先を触ると嫉妬をするのもその理由の一つです安心という言葉があなたの代名詞だとしたらわたしはあなたの安心の安心しんどい苦しい悲しい寂しい恋しい会いたい触りたい憂い結い営みに咲き誇る花になれればよかったでしょうか？肝心なことをすっとぼけて生きますこの世で生きますいかせてくださいきっとあなたの望んだことなので
営みに移住を勤しんで勤労を繰り返す許してください悪くはないわ休めて休みになるような日常日曜日にいる居間で足を延ばすアシカの一種をたえず見定めて息子も娘もこんにちわ一人でわたしに挨拶の仕方を教えてくだされば韻を結べる嬉しさで混合していくのならそのまますきですかああゆらりん金輪際あうなの一言がこうして埋める慰めてください。ひいひい笑いすぎた呼吸にも。

→ かーねるさんだーすの話

夜には欠伸をするのがわたしのこだわるところ
祈った重心が足元をすくいそれ舞踏見たいだよといわれてください
完璧な夜にならならように買い物袋を入れるごみ籠

上昇しながら散布するわたしの思いが広がるよ
 

→ 手帖外れ

谷川賢作さんのミュージックボックスばっかり聞いてる。
響き具合がたまらん。
坂本さんのメリークリスマスミスターローレンスも聞いて
やっぱり初めのイントロが全部すきだ。
本曲に入ると大きくなってきて完成度もあってイメージが膨らまない。
イントロ、はじめの部分がすきだな。
家でゴロゴロしてる。
言ったことの反動が帰ってくるのは嬉しいなーっと思うけど
返信がめんどうだなっと思うのはその人に時間を割く気がないからなのか考える。
自分の思いを伝えるってことは独りよがりでやってはいけない。
反動も含め自分が受け持つこと。
一人の時間が多くなるとそういったことを忘れて自己消化をする癖がつくからこれから考えていきたい。

伊藤比呂美さんの詩集を読んだ。
脳が来たれずに書け、自分。