日常茶飯事 黒い函 忍者ブログ
ソロユニット"とりととら"の主宰・玉邑の日々
2025.02.27
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2008.01.01
黒い函
火のようで赤い白が混ざった火のようで
庭に咲く山茶花の切れ端ちぎって押し花に
山頭火の歩いた山を
ぬかるんだ山道に足を取られ
どうにかなってしまいそうになる
終わりがほとほと見えない限りずっと同じく足が重く
あまりに沈む沼なので足のひとつを手足に変えた。
あるき心地とか
考えていたら近くの窓が空いて誰かが笑って
なんだって思う。
つまるところそれが忘れられない人で
どうせそれを引きずってしまうんだろう。

道には砂利が
箪笥を開けて合鍵を探しても見つからない。
どうにもならない。
だからどうにかなりそうになる。
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