日常茶飯事 考えて~ 忍者ブログ
ソロユニット"とりととら"の主宰・玉邑の日々
2025.02.27
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2008.12.07

演劇は生き物だとか、生モノだ、ということを最近よく考える。
今、っていう瞬間を見ているのは確かに生モノで、
その生モノをブレのない状態に持っていくようにするにはどうすればいいんだろうか、と考える。
これは別に本番中だから考えていることではなくて、前から頭にあったこと。
んー、とかぬー、とかいう声が頭から聞こえてきそうなくらい考えてもわからない。
ブレってなんだろう。
完成とか、一枚絵に近づけるってなんだろう。
完成度の度があるってことは、度合の問題で、結局完成を持続するのは不可能だと思う。
映画は演劇とは違った生もので、ただ、鮮度が半永久状態になってるだけなんだろう。
演劇は、腐ると思う。
それはすごくいい意味で。
おいしいうちに食べないといけないと思う。
お腹を壊さないようにしないと。
へんな言い方だけど、その腐る手前に近づけたい。
一番おいしい状態。
ってこんなこといってたらロングランなんてできないじゃないかと偉そうに思ったりする。
それはそれでまた、考えの振り幅を広げる必要があるから、ずっと考えるんだろう、どうせ。
またそういう考える癖がはじまりそう。


 

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