日常茶飯事 ベルリン 光 忍者ブログ
ソロユニット"とりととら"の主宰・玉邑の日々
2025.02.27
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2007.10.14
夜に散歩をしようと思いはや数日。
なかなか思い通りには行かない。
うちの前にある老人ホームにはときたま救急車が止まっていることがある。
これは多分、あぁ、って思う。
こんなに近く起こってることも僕は認識できないでいる。
それくらいの生活水準でなにができるんだろうと考える。

昔『MEMENTO MORI』って本を読んだ。
衝撃を受けた。
でも今は衝撃を受けたという出来事だけしか覚えていない。
感覚は麻痺するものだと思う。

最近ビデオカメラを使っているんだけど、そのカメラにうちの実家が改装する前の写真が入っていた。
それは引越しする前の風景で、ダンボールとかが山済みにされているだけのごくありふれたものなのだけれど僕にとってすごく意味のあるように思えた。
それは、ごく近い時期にうちの実家の引越しのことを考えていたからで、ただそれだけの理由なんだけどすごく意味を感じた。
それに、このごろは家族のことをよく考える。それに過去のことも。
これはいったいなんなのか、わからないけれど思い出すことがたくさんある。
思い出すことがたくさんあるということは、忘れていたことがたくさんあったということで、僕は忘れていたことすら忘れていた。

今、「坂口安吾の堕落論」を読んでる。
どういうわけか僕は堕落したいらしい。
めんどうな人だと自分で思う。
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