→ カルアイ

声を出すことが好きで、リズムをそこにいれて歌うことで何重にも重なるのがもっと好き。
うまくはないかもしれないけれど、近くで誰かが真剣に聞いてくれれば最高で、私の望みは多分それだけ。他は全部おまけだと思う。
声があなたを掴まえている途中、世界が今より幸せだから私は一生懸命、呼吸をして歌う。
あなたが近くにいなくても聞こえるように大きい声で歌ってあげる。ちゃんと掴まえてあげる。
もしそのせいで身体が動かなくなっても私はあなたを支えてあげる。
もし仮に支えきれずによろけてしまったらそのまま倒れてしまうけど、それはそれでいいでしょう。

本当はいつまでも甘えさせてほしい。