日常茶飯事 あなたと私 忍者ブログ
ソロユニット"とりととら"の主宰・玉邑の日々
2025.02.28
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2009.01.26

布団の上で右往左往としているあなたの足を私が捕まえて放さないでいると、あなたが放して放してってうるさい。なんかそれが泣きそうな声になってきて、それでも私があなたの足を捕まえているとあなたは足の感覚を投げる。
フローリングの上にある感覚は染みていって全体に薄く広がるから私はそれを毎日踏むことになるのにあなたは投げることやめない。
痛いとか苦しいとはではなくただただその感覚が広がっていることが不思議で時たまむやみにジャンプしたりする。
弾力性など皆無なのに私はあなたの感覚の上では高く飛べる気がして、ずっとずっとジャンプしてる。つくられたフローリングの上にすてられたあなたの感覚が愛しい。
テレビを横目にはねてる私を捕まえてあなたは布団で右往左往してる。
私の感覚はずっとはねてる。
私たちはずっとそうやってすれ違ったままなんだと思った。
 

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